「寝屋川の鍼灸院」不妊治療のためにはりやきゅうを‥(第4回)

query_builder 2022/12/10
妊活
不妊1

こんにちは。かわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んで頂きありがとうございます✨


さて、前回の更新から少し遅れましたが、本日も不妊治療に関する事で、現在、私が勉強していることを、こちらのブログに纏めて書いていこうと思います。

参考にするのは、こちらの本です。

不妊1

そして前回の続きはこちらになります。

https://www.kawaiyutan.net/blog/20221117-3340/


本日は前回、最後に「五行説」について、ご説明しました。

本日は、この辺りはもう少し、深掘りしたお話をしてみようと思います。

特典1

東洋医学というのは、「五行説」と深く関連づけて考えられています。

特に五臓六腑と五行説は深い繋がりがあります。

生命体は大まかに5つのシステムからなり、前回、お話したように、互い生み出す作用(相生関係)と、互いに抑制しあう(相剋関係)のとのシステムによって、常に高まり過ぎず、抑制しすぎに、それぞれがバランスをとることで、常に正常な機能を保っています。

五行説1

例えば、肝の木の性質は、のびのびとした作用が働きます。

季節で言うと、春です。

木は、お隣の水の力を頂いて、常にのびのびと育ちます。(相生関係)

ただ、のびのびと育ち過ぎても困りますので、その力を金によって抑えている訳ですね。(相剋関係)

このように、臓腑でも同じような形で、互いに支え合い、時に抑制しあうって形で、体全体のバランスを保っている訳ですね。

鍼7

次に各五臓六腑の働きについてお話していきます。

東洋医学で意味する五臓とは西洋医学でいう臓器より広い意味を含んでいます。また、小腸、胆、胃、大腸、膀胱、心包(三焦)は、六腑と呼ばれ、五臓とは表と裏って形で、密接な関係があり、これを五臓六腑と言います。

箱灸5

「心」

全身の血脈をつかさどり、血液の循環を制御することが主な役目です。

感情は「喜ぶ」と関係があり、喜び過ぎると、「心」が傷つき、病気になると考えらます。


「肝」

全身の気や血をスムーズに巡らすことを指揮しています。

肝には血液が豊富で、血の倉庫と比喩され、血液の貯蔵や調整をおこない、気血の巡りを促し、外からの有毒物質やストレスにより生み出された老廃物を分解or排泄して、防御する事が主な役目です。

怒るは肝と深い繋がりがあり、起こり過ぎると、肝が傷つき、病気になると考えます。


「脾」

栄養物を受けてとる倉庫版のようにみなされ、膵臓(スイゾウ)や腸などの消化吸収に関わる機能を含みます。

食べ物を消化吸収し、栄養を全身に行き渡せてます。

また、血液をその血管の外に漏らさないようにしたりする働きもあります。

考え過ぎや憂鬱は、脾と深い関わりがあり、考え過ぎや憂鬱が続くと、脾が傷つき、病気になると考えられます。


「肺」

気をつかさどり、体の各機関が正常な働きをするために、消耗した気のエネルギーをバランスよく供給して、巡らせて、空気を吸い込んで酸素を供給する働きをします。

また、気の生産や気によって促される血液の循環にも関わります。

悲しみは肺と深い関係があり、悲しみ過ぎると肺が傷つきます。


「腎」

力の源で、生殖や労働などは腎の力が関わっています。

東洋医学の腎には、西洋医学の泌尿の機以上に、幅広い意味があります。

恐怖は腎と深い関係があり、これが酷いと腎が傷ついて病気になると言われています。

そして、六腑は、臓腑と表裏関係にあります。

肝と胆、肺と大腸、心と小腸、脾と胃、腎と膀胱って感じです。

例えば、肺炎の方が、便秘もあったとして、便秘が解消されたことで、肺炎が治ったという、臨床現象があります。

また便秘になると、肺と深い関係にのある肌にも影響が出るため、ニキビなどにもなる事があります。

これは大腸の熱が、表裏関係として経絡を通って、その熱が肺にいき、その結果、ニキビになったと考えられます。

この場合、まず、大腸の熱を改善することが、ニキビの改善に繋がります。

特典4

長々と各機能について細かく説明しましたが、例えば「イライラ」。

イライラすることは「肝」と関係があり、肝に影響がでると、それに繋がる「血」にも影響がでてきます。

つまり、不妊治療が上手く、いかず、イライラする事が継続的に続けば、当然、肝に悪影響がでてきます。

肝に影響が出てくれば、当然、それに繋がる水や土にも悪影響がでてきますので、より体のバランスが崩れます。

結果、より不妊治療にも悪影響がでると言えます。

このように五行説と五臓六腑には、深い関係があり、これからお話しする食べ物にもそれぞれの作用があります。

例えば、イライラであれば、木を助ける食材を摂ることで、それを手助けして、イライラなどを沈める働きがあります。

ただ、これも取りすぎると、今度は毒にもなりますよね。

人の体というのは、常に色んな場所で、体のバランスをとり、支え合っている訳ですね。

鍼灸で言えば、この場合、イライラの原因、それをストレスと考えて、「肝」をはりやきゅうで整えることで、健康な方向へともっていきます。


長くなりましたので、本日はここまでにしようと思います。

次回は「五味」をテーマに、食材に関しての働きもふまえて、書いていこうと思います。


当ブログが参考になったよ!良かったよ!って方は、ブックマークをして、また遊びに来て下さいね♪


では本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)



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かわい鍼灸院

住所:大阪府寝屋川市池田南町16-9 アズステーション池田103号室

電話番号:072-812-3723

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