「寝屋川市の鍼灸院」不妊治療にはりやお灸を‥（第3回） | 大阪で鍼灸院を営み鍼やお灸のプロとしての目線で様々な健康情報を発信

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んでいただきありがとうございます✨

さて、本日は前回に引き続き、不妊治療をする上で何故、はりやおきゅうといった東洋医学が良いのか？を、ある方の本を参考に、私が勉強した事をこちらのブログに纏めて書いています。

本日で第3回目になります。

前回は不妊治療の知識の大前提として、東洋医学についてお話をさせて頂きました。

https://www.kawaiyutan.net/blog/20221031-3239/

本日は、それに引き続き、今後、不妊治療において、こういった食べ物が良いですよ！悪いですよ！などをより深く理解する上で、もう少し東洋医学に関して深掘りしたお話をしてみようと思います。

よく東洋医学では「気」・「血」・「水」って言葉が出てきます。

今回はその辺りについてお話しをしていきます。

①「気」

体の決められた経路を絶えず一定のペースで巡り、体や臓腑の機能をつかさどります。

「気」は体を温め、血液のリンパ液を巡らせて、それにより五臓六腑に栄養をあたえ、免疫力を保つなどの働きをもち、五臓六腑の正常な活動を維持しています。

「気」がスムーズに体を巡ることで、心身ともにのびのびした気持ちになります。

「気」が何らかの形で滞ると、体に様々な不調へと繋がります。

例えば、過労や激怒などによって、「気」が上半身に熱が停滞がすると、高血圧や肩こりなどの原因に繋がります。

他にも、気の温める作用が低下すると、体全体の冷えや疲れなどにも繋がりますので、当然、不妊の妨げに繋がります。

暴飲暴食によって、もし気の働きが悪くなれば、膵臓の働きが低下して、その結果、糖尿病やインポテンツにも繋がります。

②「血」

「血」はサラサラで体の隅々まで巡りがよく、各組織を活性化させる働きがあります。

「血」が不足したり、停滞すると体の様々な不調へと繋がります。

例えば血の不足は、貧血やめまい、生理不順にも繋がります。

血が停滞すると、不正出血の原因に繋がることもあります。

③「津液」

血以外の内と外分泌など（例；汗、唾液、涙、関節の滑液など）を津液と呼ばれます。

「津液」は血管を流れる血液を絶えず交換しあっています。

この巡りが悪くなると、水が体の細胞や軟部組織などに溜まってしまいます。

そうすると浮腫や糖尿病、腎炎、アレルギー症状などを引き起こす一因になることもあります。

これらを踏まえた上で、東洋医学で大事になってきますのが、五行説です。

昔、中国人は万物が５つの要素、木・火・土・金・水の運動変化により成り立っていると考え、この５つ全てが欠けてはいけない基本物質であると考えました。

この５つの要素は、互いに生み出し、時に抑制しあう関係があります。

東洋医学の理論も「五行説」と深い繋がりがあります。

例えば「木」は、隣接する「水」の力を得ることで、スクスクと育ちます。（相生関係）

ずっと水を得ていると、水が弱りますので、これを金の力で抑制してくれる事で、ちょうど良いバランスを保っている訳です。

臓腑で置き換えて考えると、木は「肝」と繋がりがあります。

ストレスや疲労で、仮に水の働きが悪くなり、その結果、「肝」の機能が低下すると、肝が調整している「血」にも悪影響がでます。

「血」の異常は当然、不妊へと繋がりますよね。

この辺りの（五行説への）深掘りは、また次回にでもしてみようと思います。

以上のように、人の体は色んな機能（主に気・血・水）がバランスを保つことで、健康な状態を維持していると言えます。

東洋医学では前回もお話したように、このバランスがどう崩れたか？をみている訳です。

そして仮に、このバランスが崩れた際に、食べ物やはり、おきゅうなどによって、このバランスを整える事が不妊治療に繋がると言えます。

不妊治療において、私もこの本を読む前から「体つくり」が大事だとお伝えしてきました。

このブログを通じて、少しでも不妊治療のきっかけにはりやおきゅうを活用して、無事に出産までして頂けると嬉しいですね✨

最後まで当ブログを読んでくださった方には、ストレスや頭痛、眼精疲労などに効果的な、当院でも人気ある１０分のヘッド整体を、施術にサービスさせて頂きます(^ ^)

当ブログが参考になったよ！良かったよ！って方は、また遊びに来て下さいね⭐️

では本日もここまで読んでいただきありがとうございます♪

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)