「寝屋川の鍼灸院」急激な痛みの原因で肩が上がらない

query_builder 2022/02/05
はり
温灸2

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

さて、本日も数ある中から当ブログに足を運んで頂きありがとうございます✨


さて、たまに鍼灸院では急激な痛みによって仕事が行けないだとか、それで困っているのでどうにかして欲しい!って事で当日や前日にお電話があり、鍼灸の施術の対応をする事があります。


その中で代表的なのが寝違いやギックリ腰でもありますが、たまに急激な痛みで肩甲骨辺りが痛い!や急な痛みで肩が痛い!や急な痛みで背中が痛いって言う、首でも腰でも少し場所が違うけど、突然の痛みで困惑して、どこに行けば良いのかわからずに鍼灸院に来られるパターンもあります。

割とこのような急激な痛みの場合、特に何かした訳ではなくて、原因が不明な事が多いです。

少し前のお話になりますが、急な痛みで肩甲骨や肩の痛みがキツくて、突然、腕が上がりません!って方が来られた時がありました。

この方の急激な痛みも原因は不明でした。


この方は、日頃、よくお仕事柄、車の運転をされるって事ですが、急な肩甲骨な痛みや肩の痛みによって車の運転が困難になり、どうにかして欲しいですって事でした。


割と急な痛みに関係なく、肩甲骨や肩の痛みで肩が上がらないって時に、皆様でもふと思いつくのは五十肩や四十肩ではないでしょうか?


鍼灸施術では当然、五十肩や四十肩でも対応可能ですが、今回の場合は話を聞いていると、どうも五十肩や四十肩のような症状に比べて、急な痛みがキツすぎると感じました。


また脈も全体的に沈んでいて、疲れていますし、お腹の張りや硬さも何処か疲れているようなお腹でした。


実際、もし五十肩や四十肩だと日頃から夜の疼きがあったりだとか、動作時の痛みがあったりしますが、疼くっていうよりはズキズキ痛むって事ですので、どちらかと言えば、ギックリ腰や首の寝違いのようなのが、肩甲骨や肩バージョンに現れたのが今回の症状だと考えた訳です。


またお話を聞いてますと、前々から数日前に肩甲骨や肩には違和感があったそうです。

仮に五十肩や四十肩の場合、ずっと前に違和感があったのが徐々に酷くなるパターンで、痛みの感じも重いだるい痛みだったり、ズーンとした痛みっと言った、根っこが深い感じの表現をされる方が多いような気がします。


こう言った痛みの現れた方や脈やお腹の情報から、今回は急性の肩甲骨や肩の痛みを、この季節の変わり目による変化や疲労などの蓄積がきっかけで、筋肉が急激に引きつり、その結果、今回のような痛みとして現れたと考えました。


ではこのような急性の痛み、ギックリ腰や寝違いの際はどのように鍼灸でアプローチをするのか?


まず、急性の場合は、仰向けができるか?できないか?から、施術のスタイルが変わってきます。


例えば、ギックリ腰でも寝違いでも仰向けの姿勢がしんどくて、横向けの姿勢しか無理だとすると、その姿勢のまま施術をしたりします。


今回で言えば、かろうじて仰向けが出来そうでしたので、先に仰向けでいつものように芯を元気にするような鍼灸施術で最初はアプローチをしました。

鍼2

その後、急性の時には基本的に筋肉をいかに緩める方向に持っていくのか?が重要になってきます。

ただ、急性の時は上手に筋肉を緩めないと、返って痛みが悪化するケースもありますので、慎重に施術する事が大事になってきます。


よく、私の鍼灸の師匠が急なギックリ腰や寝違いの際の例えを、しめ縄のようだと言ってました。

つまりしめ縄のようにぎゅっと、筋肉が引きつったような感じな為、無理して緩めようとすると余計に筋肉が引きつり痛みが来た時より悪化するって事をよく言ってました。

だから、しめ縄をゆっくりと緩めるような施術方法が大事なんですよって事を、ギックリ腰の時や寝違いの時には言ってましたね。


ですので、今回のパターンでも無理にあれこれして、悪化する恐れを避けるためにも、ゆっくりと慎重に筋肉を緩める必要があるって訳ですね。


そこで使用するのが、鍼を刺したまま置いておく置鍼って言う方法です。

ツボの刺激を利用してじんわりと筋肉を緩める効果が期待できます。



また、急な筋肉の引きつりや腫れにはお灸も有効ですので、この置鍼をしながら、お灸をしていきます。

当院には色んなお灸道具がありますが、今回、使用したのがまずこちらです。

お灸

こちらは手で捻るお灸で、このような形でお灸をします。

お灸2

大きさは大体、お米粒ぐらいでしょうか。この大きさで捻ったお灸を同じ場所に何度もお灸を据えていきます。

次に使用したのがこちらです。

温灸1

こちらは、あらかじめ手で固めたお灸でして、先ほどの手で捻るお灸がすっと燃えるタイプとしたら、こちらはじんわりと温めて汗をかかせるお灸になります。

イメージとしてはこのような形で使用します。

温灸2

これを今回の置鍼と組み合わせて仰向けとうつ伏せで、ポイントを絞って鍼とお灸をしました。


1回目の施術では、施術後、少しマシでしたが、その日の晩と次の日のがしんどかったっていうご意見を頂きましたがも、その次の日にスッと痛みが引いて、今は違和感だけがある状態へとなったとの事でした。


よく、鍼灸施術をするとすぐ改善する!ってイメージの方がいます。


当然、鍼灸施術の良し悪しにもよりますし、その人の状態の良し悪しにもよりますので、必ずこうなる!ってのは断言できませんが、私がする鍼灸施術は、身体の芯を元気にする鍼灸施術です。


ですから、その場でよく鍼やお灸は効いて改善するパターンも当然ありますが、後引きとして身体の芯が元気になる事で、自然治癒力が高まり、その日の晩や次に日に症状が緩和する事も大いにあり得るですよね。


でっ、今回のパターンで言えば、先程のしめ縄のギュッとされた状態が緩む過程で、今まで張っていたのが緩んできた過程でまだ筋肉が引きつっている所もあり痛みがでた事と、痛み止めが切れた事で、痛みが出たけど、芯の元気で回復して上手いこと痛みが引いたと考えられます。


その後、約2〜3回ほど、鍼灸施術をさせて頂き、すっかりと元気になりました。


このように突然の痛みが出た際にそれが肩甲骨や背中、もしくは肩だった場合、びっくりする事もあると思います。

そのような場合だからこそ、鍼灸だからこそアプローチをする事が可能です。


鍼灸には直接、その痛い場所を触らずに遠隔でのアプローチが可能です。

今回の方も基本的に直接、痛い場所に鍼やお灸をする事は一切していません。

あくまでそれに関連した場所にどれも鍼やお灸をしています。

何故なら、直接痛い場所にそれをする事で余計に悪化する可能性があるからですね。


鍼灸をする事で自然治癒力のお助けをする事で、普段なら1週間ほどかかるのを、4〜5日で回復したor改善した!と、身体が元気になるお助けができるのが鍼灸の魅力であり鍼灸の力の一つだと個人的には思います✨


もし、何か今現在、お体の状態で何かお悩みの方は、一度、当院で本格的な鍼灸を体験してみてはいかがでしょうか?


では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)



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かわい鍼灸院

住所:大阪府寝屋川市池田南町16-9 アズステーション池田103号室

電話番号:072-812-3723

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