「寝屋川の鍼灸整骨院」かぜのような喘息に‥ | 大阪で鍼灸院を営み鍼やお灸のプロとしての目線で様々な健康情報を発信

こんにちは。寝屋川かわい鍼灸整骨院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んでいただきありがとうございます。

さて、季節の変わり目の少し朝晩が涼しくなってくると、急激な温度差で、かぜをこじらしたりだとか、もしくはかぜを引いてお薬を飲んで、熱は引いたけど、喘息のような症状がずっとでる方がいます。

こういったかぜのような喘息の症状に、鍼灸はおすすめですよってお話をしてみようと思います。

まず、かぜのような喘息がずっとでる方の特徴としては次のようなことが当てはまります。

・かぜを最近引いて、すぐに解熱剤などを使用した

・熱などはなったくないが、喉がずっとイガイガする

・秋や冬に毎年、気管支喘息のような喘息の症状がでる

・肺などの呼吸器系には全く異常なしなのに、喘息のような症状がでる

などなど、こういったかぜに近い、喘息の症状ほど特に鍼灸の考え方が当てはまります。

まず、東洋医学の基本的な考え方になりますが、東洋医学というのは、何事も「カラダ全体のバランス」がどう崩れているか？を考えて、施術の方針を組み立ていきます。

今回のようなかぜのような喘息の主な原因は「夏などの疲労」からきていることが多いです。

その際に、目安になるのがお腹の緊張や硬さ、抵抗などです。

お腹というのは、仰向けの姿勢（上向きの姿勢）が一番、リラックスできる姿勢だという考え方が東洋医学にはあります。

夏の疲れなどがある方は、特にみぞおち近くとおへその近くに何かしらの反応がでていることが多いです。

お腹の緊張や硬さなどがあると、当然、腹式呼吸がしにくくなります。

そうすると、マラソンなどで疲れてきた時のように、胸で呼吸をするようになります。

そうすると、当然、カラダ全体の巡りのバランスも崩れますので、この際に熱がカラダの内側でこもることが起こります。

このカラダの内側でこもった熱が、肺にまでいくと、肺が乾燥して空咳の原因となり、さらにその熱が喉にまでいくと、喉がイガイガする原因にもなります。

そのため、かぜのような喘息の改善には、次のことが大事になってきます。

①カラダの根本的な元気（自然治癒力）を高めて、カラダ全体の巡りを良くしてあげる

②肺にこもった熱をはりやきゅうなどを利用して、別のところに発散させてあげる

③日頃の疲労やストレスのケアもかねて、はりやきゅうなどで、リラックスするからだつくり

以上の３つのことを特に意識して、かぜのような喘息の改善にはアプローチをしていきます。

よく、今回のようなかぜのような喘息というのは、病院のお薬でも改善しないことが多いです。

アレルギー性の喘息や肺炎の喘息であれば、病院で検査をすれば、原因もわかりますし、そうなれば、それに対するお薬などを服用することで、治ると思います。

しかし、それ以外でかぜのような喘息がずっとでる方は、今回のような「疲労」が原因のこともありますので、鍼灸でカラダを整えてみるのも良いと思います。

私自身も過去に、急にむせかえるような咳が過去に出た事があり、その際に、病院で調べても異常がなく、師匠に漢方などを処方して頂いたら、改善した経験から今回のブログを書いてみました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ではまた次回のブログでお会いしましょう(°▽°)