「寝屋川の鍼灸院」自律神経による慢性の肩こりには‥ | 大阪で鍼灸院を営み鍼やお灸のプロとしての目線で様々な健康情報を発信

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んでいただきありがとうございます✨

さて、本日は今のコロナ禍や現代人に多いのが、自律神経の乱れによる慢性の肩こりだと思います。

そして慢性な肩こりがある方は、今後の冬に向けて余計にしんどくなる方も多いのではないでしょうか？

本日はその原因とアプローチの仕方を東洋医学の視点からお話しさせて頂きます。

よく日頃から慢性な肩こりがある方の場合、

①慣れているor諦めているか

②現状維持

③改善はしたいけど、どうして良いのかわからない

って方が多いのではないでしょうか？

特に自律神経の乱れからくる肩こりであれば、今の①〜③のなかで思いあたる方で、症状の改善のためにマッサージや整体などを受けに、整骨院や整体で通っているのであれば、慢性の肩こりの改善は難しいと言えます。

まず簡単に自律神経についてお話しします。

自律神経を西洋医学的に言えば、興奮する神経と落ち着くための神経、つまり交感神経と副交感神経のバランスが乱れた状態です。

イメージとしては、寝る際は心身ともに落ち着き、リラックスモードで寝れるはずが、このバランスが崩れたために常に興奮して寝れないって状態になります。

では、東洋医学ではどのように考えるのか？

東洋医学ではこれを陰陽論で考える訳です。

これを噛み砕いて言えば、温かいエネルギーと冷たいエネルギーのバランスが崩れたために、その結果、一部では熱が滞り、一部では冷えが滞ったために、体全体のバランスが崩れる訳です。

その結果、熱は炎症にも繋がりますし、これがコリとして現れれば、肩こりの症状にも繋がります。

では何故、自律神経が乱れるのでしょうか？

主に自律神経の乱れる原因は疲労とストレスの事が多いです。

特に日頃からストレスを抱え込んでいる人は、そのストレスがお腹の反応として現れます。

人のお腹というのは、普段、仰向け（上向き）で寝ている時が一番、リラックスすると言われています。

この際に、自律神経が乱れている方であれば、お腹に何かしらの反応がみられます。

特に鳩尾（みぞおち）から左肋骨の辺りにかけて、手で押さえると、お腹がかたかったり、お腹の張りがみられます。

自律神経の乱れによってこのようにお腹がかたかったり、お腹の張りがあるかたは、表裏関係として無意識に呼吸が浅くなっている方がほとんどです。

呼吸というのは、東洋医学でも大事なエネルギーを取り込むための大事な事です。

つまり、呼吸が浅くなるということは、それだけ十分なエネルギーを体に取り込めないって事です。

そうすると当然、体はエネルギー不足になります。

この際に、温かいエネルギーと冷たいエネルギーのバランスが崩れる訳です。

よく自律神経の乱れた慢性の肩こりの方は、体のオンとオフの機能がごちゃごちゃになって、常に筋肉が緊張している状態だとご説明させていただいています。

イメージとしては、常に肩に余計な力を入れたまま、日常生活を送っているイメージでしょうか。

誰しも24時間、常に力を入れていれば、疲れると思います。

ですから、自律神経の乱れた慢性の肩こりに関しては、自律神経を整えつつ、体全身のコリを緩めて、全身の巡りを良くする事が、当院の施術方針へとなります。（要は全身がこっている状態ですね）

慢性の肩こりだから、よく肩だけ！首まわりだけ！背中まわりと主に上半身を中心にほぐして欲しいってお気持ちはわかります。

しかし、人の体は全て首から足にかけて繋がっています。

そして自律神経の乱れが原因で、慢性の肩こりの方は、上半身に熱が滞っているケースが多いです。

そのため、上半身だけアプローチをすると、かえって熱をそこに呼び込む原因にもなり、マッサージや整体などで、揉んで緩めてもらっても、その場だけマシになってまた繰り返すってケースが多いです。

当院では全身の調整をするため、1時間のお時間を頂いています。

しっかりと全身を調整して、自律神経の乱れを整えて、体の芯の元気をつけること（回復力を高めること）で、徐々に慢性の肩こりの改善をしていきます。

長年、慢性の肩こりでお悩みの方の中には、今回のように自律神経の乱れが原因の可能性もあります。

今後、冬に向けて寒くなると余計に肩が重だるくなり、女性の場合、そこに月のものが重なれば余計にお辛いと思います。

当院の本格的な鍼灸の施術で肩こりをスッキリとさせて、毎日を快適に過ごしていきましょう✨

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では本日もここまで読んでいただきありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)