「寝屋川の鍼灸院」情緒不安定と月経との‥ | 大阪で鍼灸院を営み鍼やお灸のプロとしての目線で様々な健康情報を発信

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んでいただきありがとうございます✨

さて、本日はよく月経の際に情緒不安定になる女性がいます。

それは何故起こるのか？と、その際に定期的に鍼灸の施術をすると事で落ち着きますよって事をお伝えできればと思います。

まず、月経の際の情緒不安定に最も関係するのが「血」です。

この「血」というのは、普段、人が日常生活で活動するうえで、色んな場面で使用されます。

例えば動く、考える、物を見るなど、車でいうガソリンのように、「血」は常に生活する上で常に使用される訳ですね。

現代では、昔と違い、女性が働く時代になりました。

そして現代はネットの普及もあり、色んなシーンでスマホ、パソコンなど「血」を消耗する機会がより増えたと言えます。

そして女性は月に一回、月経のために「血」を子宮に集める訳です。

元々、はるか昔、男性は狩に、女性は家で家事というように、女性の体というのは活動的な作りにはなっていなかったと言えます。

しかし、先ほども言いましたように、現代では色んな場面で「血」を使用しますので、その際に月経が重なるとさらなる「血」を使用します。

そのため、日頃から何かしらのストレスや仕事などで考える女性は、月経時に血に血を消耗するために、この考える力が弱ります。

そうすると思うように考えが纏まらないや、思うように動けないって事が発生します。

その結果、また色々と考えてしまう訳ですが、肝心のエネルギーが月経により、足りないので体はより悪循環に陥ります。

その結果、イライラするので余計に血を消耗するので、徐々に思うように考えられないや動けず、その結果、気持ちの変化が激しくなります。

これが情緒不安定の主な原因だと言えます。

月経の際の情緒不安定をイメージするとこのようになります。

東洋医学では何事も体のバランスで考えて、鍼灸の施術をしていきます。

先程述べた「血」のエネルギーが月経や日頃の日常生活によって不足すると、体の中でバランスが崩れます。

特に出産後というのは、出産によってエネルギーを使い果たしている訳ですから、よく出産後の後に月経の際に、より情緒不安定になりやすい理由はここにあります。

血が不足すると、温かいエネルギーと冷たいエネルギーのバランスが崩れます。

そうすると体の中では熱と冷えが偏ります。

特にこの熱が頭にいくと、まるでスマホを使い過ぎた際の、触るとスマホが熱いって状態が頭の中で起こる訳です。

そうすると頭は知らない間に熱くもなるし、人によっては肩こり、頭痛などの症状もでますから、余計に体調不良も重なり、気持ちも不安的になります。

東洋医学では心も体も一緒に考えて施術をしていきますので、このような情緒不安定も不調として捉えて、施術をしていきます。

月経の際の情緒不安定の際は、要は足りなくなった「血」を補い、さらに体全体の巡りを良くしてあげれば、体が整い、症状も落ち着くと言えます。

そして東洋医学ではそれぞれ、血や水などをコントロールしている臓器がありますので、それを整えて、芯の元気をつけることで、徐々に月経の際の情緒不安定も落ち着いてくると言えます。

長年、鍼灸の施術をしていて、最近、ふと思ったのは、鍼灸の施術というのは、ダイエットと似ているなぁと思うですよね。

ダイエットも計画的にカロリーなどを計算して、ちゃんとすることで、徐々に変化すると思います。

鍼灸も計画的に、体のメンテナンスをすると、先ほど言いましたように、徐々に体がしっかりとしてきて全体的に元気になります。

元々、東洋医学では人が本来、持っている自然治癒力（回復力）を高めることを得意としていますので、継続的に鍼灸の施術をしていると、月経が整い、その結果、情緒不安定も落ち着いてきやすいと言えます。

よく鍼灸は不妊や自律神経などの得意としているのは、先程のべた自然治癒力（回復力）をつける技術、つまり体の内を整えることを得意としているからこそ、今でも根強く残る技術だと言えます。

もし、現在、月経の際に情緒不安定になり、少しでも整えたいって方は、本格的な鍼灸で「体つくり」をしてみてはいかがでしょうか？

体を芯から元気にして、少しでも日々の生活を笑顔で過ごして頂けたらと思います✨

では本日もここまで読んでいただきありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)