「寝屋川市の鍼灸院」腸脛靭帯炎の原因と改善には‥ | 大阪で鍼灸院を営み鍼やお灸のプロとしての目線で様々な健康情報を発信

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んでいただきありがとうございます✨

さて、本日は腸脛靭帯炎、通称、ランナー膝と呼ばれる症状に関しての痛みの原因や改善に関して、東洋医学的な視点も踏まえながら、鍼灸の施術が良いですよって事を書いてみようと思います。

まず、腸脛靭帯炎で痛みが出るとすれば、大概はお膝の外側が痛いなぁってなると思います。

そして整形外科などでは、基本的に安静と運動療法って事がメインの改善方法となると思います。

ここで考えて頂きたいのが、これで果たして腸脛靭帯炎の原因が解決して、症状の改善に繋がるでしょうか？

この図、ネットから良さげなを拾ってきたのですが、こちらの図で、腸脛靭帯の場所をみてください。

画像を見て頂けたらわかると思いますが、腸脛靭帯というのは、腸脛靭帯の炎症なわけですが、その腸脛靭帯というのは、股関節からお膝にかけて、大きくついている訳です。

じゃあ、この図を見たうえで、仮にお膝が痛いからそこを重点的にマッサージや、股関節だけを重点にマッサージなどの揉みほぐすなどの施術で、果たして症状は改善するでしょうか？

個人的には難しいと思います。

その理由をこれからお話していきます。

まず、簡単なイメージとして、皆さんは走る時に、使用するのはどこの場所ですか？

単純に言えば、足ですが、では足に繋がるのは、膝ですね。

そして膝に繋がるのが股関節です。

では、股関節に繋がるのは、腰や背中になってくると思います。

そして背中になれば、当然、肩甲骨などの部分も関連しますし、そうすると、首回りも気になります。

基本的に、人の「動作」というのは、一つの筋肉、骨、靭帯だけで完結している訳ではなく、どんな動作も体が連動することで、運動という事ができるという事が、少しはイメージして頂けたと思います。

走るに関して言えば、足を出して股関節などが動き、当然、腕も大なり小なり振りますし、そうすると首なども意識せずとも、動かないように固定して、安定した走りをすると思います。

それを踏まえていくと、腸脛靭帯炎の原因というのは、お膝以外、むしろ体全体の問題と捉えてもいいと思います。

その中で強いていうなら、特に腰回りの筋肉に原因が多いと言えます。

腸脛靭帯炎の原因には、オーバーワークがある訳ですが、ではなぜ、オーバーワークになったのでしょうか？

その一つの理由に、無理な負荷、つまり、走り方に何かしらの負担がかかるような動作をしていたかもってことは考えられないでしょうか？

例えば、普段から肩こりがあれば、それだけそこの巡りが悪くなります。

その状態で、練習でずっと走っていれば、疲労から肩こりがより悪化すれば、当然、それに繋がる腰にも影響がでてきます。

腰の筋肉がこってくると、当然、股関節の筋肉もこりますので、当然、徐々に股関節の動きにも影響がでてきます。

そうすると、普段以上にお膝の動きも悪くなる訳ですので、当然、お膝の痛みが出る可能性もあります。

東洋医学では、オーバーワークに時に使用するエネルギー源は「血」です。

この血は、人が活動する上で、車のガソリンのような重要な役割があります。

また、この血と深い関係にある臓器が「肝」です。

肝がエネルギー源を供給するのに疲れてくると、筋肉に関連した症状が出やすいと東洋医学では言われています。

つまり、肩こりや腰痛もでやすいって事です。

よく腸脛靭帯炎のようなオーバーワークの方の、筋肉のコリ方は、普段の単純な肩こりや腰痛と違い、コリが奥深くにある事が多いです。

ですから、基本的にはこの奥深くにあるコリにアプローチをして、それを緩める事が、腸脛靭帯炎の症状の改善に繋がります。

いかがだったでしょうか？

腸脛靭帯炎の原因が、お膝だけの問題ではなく、体全身の問題とも言えるって事が少しでも伝わったなら幸いです。

当院ではそういった事を踏まえて、腸脛靭帯炎でも体全身の調整をしつつ、その中で腰などの奥深くにあるコリにアプローチするような施術をしていきます。

もし、現在、腸脛靭帯炎の改善をしたいって方は、一度、体全身の調整をしてみてはいかがでしょうか？

では本日もここまで読んでいただきありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)