「寝屋川市の鍼灸院」体の元気とこころの元気 | 大阪で鍼灸院を営み鍼やお灸のプロとしての目線で様々な健康情報を発信

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んで頂きありがとうございます✨

さて、本日は体の元気とこころの元気がでないため、思うように体が動かないや、気力がわかないので動けないって方がいます。

この症状は本来、誰でもあるような事ですが、特にうつ病の方だとそれが強くでて、どうしても何かするにも体の根本的な元気がでず、思うよう体が動けないって方がいます。

さて、この体の元気とこころの元気の関係性について、東洋医学的にはどのように考えて、施術していくのか？を書いていきます。

まず基本的な東洋医学の概念として、人は基本的に温かいエネルギーと冷たいエネルギーが交互に巡ることで、健康な状態を保っています。

これは体の外でも内でも、同じような事が言えます。

ですから各臓腑でもそれぞれのエネルギー源（気・血・水）を、必要な場所に運ぶ事で、健康な状態を保っていると言えます。

では今回のような体の元気やこころの元気がない方は、どのような状態か？

これは体の内側から外側へのエネルギーのでるのをイメージした図です。

体の元気やこころの元気がない方は、基本的に外向きに発生する「陽的なエネルギー」が上手に、体の内側から外側に上手に発散できない為、体の元気やこころの元気がでないと考えます。

つまり、活動するための体の元気とこころの元気、陽的なエネルギーが上手に発散されないため、そうすると、体の内側で熱が発生します。

その熱が体の巡りのバランスを崩す訳ですね。

この原因として考えられるのが、根本的な元気が疲労やストレス等で弱った為だと考えられます。

そのバランスが崩れた際に、肩こりや冷え症などの症状でるケースもあれば、熱が頭に行くことで、頭に熱がこもって余計な事を考えてしまい、それが不安症状へと繋がり、それによって心が疲れて、それが体の元気やこころの元気を失う原因に繋がります。

このバランスがより酷く崩れてくると、人が本来もっている芯の元気そのものが、より崩れてきます。

そうすると、体の元気やこころの元気も失われて、やる気がでないなどの症状へと繋がる訳ですね。

では具体的にどのように鍼灸施術をしていくのが良いか？

まず根本的な陽的なエネルギーの巡りを良くしてあげる事と、人の芯の元気をつけてあげる必要が主な施術方針へとなります。

まず、体の元気やこころの元気をつけるには、手と足のツボを利用します。

また、その補助的な作用として、お灸も活用していきます。

仰向け（上向け）では、まず体の土台をしっかりとつけて、芯の元気をつけていきます。

続いて、陽的な巡りを良くするため、このように鍼をしたまま、約１５分から２０分ほど寝て頂きます。

そうすることで、ツボを中心に筋肉が緩み、全体の巡りも良くなります。

最後にはりやお灸で微調整を加えて、約1時間前後の鍼灸施術は終了となります。

割とコロナによるストレスでこの巡りの力が弱くなり、どうしても体の元気やこころの元気がでず、思うように体が重たくて動かせないだとか、やる気がでないって方が今は増えてきているような気もします。

鍼灸では心も体も一緒に考えて、施術をしていきます。

もし現在、似たような感じで、体の元気やこころの元気がないって方は、一度、芯の元気をつけて、全体の巡りを良くする鍼灸施術をしてみてはいかがでしょうか？

こういった症状は人によっては、時間は当然かかりますが、継続して施術していくうちに徐々に症状が改善しますので、安心してください✨

では本日もここまで読んで頂きありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)