「寝屋川の鍼灸院」更年期障害とめまいとの関係

query_builder 2022/07/21
妊活
へそ灸

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院です。

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んで頂きありがとうございます✨


さて、本日は更年期障害によるめまいが何故起きるのか?を東洋医学的に考えて、どのように当院だとアプローチをしていくのか?を書いてみようと思います。


だいたい30代後半から40代前後、もしくは何らかの形で手術等で子宮を取り除いた方などが、起こるのが更年期障害ですが、その症状は様々ですね。

その中の一つにめまいがあります。



さて、これはなぜ起こるのでしょうか?

東洋医学的には、「冷え」と「血」が関係していると考えます。

IMG_0544

まず、人の体は基本的には、このように温かいエネルギーと冷たいエネルギーが体の外でも内でも巡っています。(これをマニアックな言葉で言うと陰陽論)

これが常に上手に体を巡ることで、人は健康な状態を保っています。



しかし、更年期障害になるとこの巡りのバランスが崩れます。

特に「血」を普段、コントロールしている「肝」の働きが乱れしまうと東洋医学では考えます。

これを西洋医学ふうに言えば、ホルモンバランスの乱れるだとも言えます。


つまり、肝の働きが悪くなると、この巡りのバランスが崩れて、温かいエネルギーが頭に偏ったり、冷たいエネルギーが足に偏りします。

IMG_0707

それが更年期障害による汗の異常だったり、肩こり、頭痛、めまい、イライラなどの原因です。


特に更年期障害でめまいを起こす方は、ご本人様が自覚症状がなかったとしても、触ってみると足が冷えていることが多いです。

足が冷えると言うことは、温かいものはより上にいく習性がありますので、その熱が目や頭にいくと、その結果、めまいの症状もでやすいと言えます。



ですので、施術方針としては、まずこの「肝」の働きを良くしてあげることと、冷え性の改善が主な施術方針となります。

では具体的にどうしていくか?

鍼2

まず、肝の乱れを調整するには、手と足のツボを利用します。

ここにはりやお灸をして、まず肝の働きを調整していきます。

続いて、冷え性には、お腹のお灸がおすすめです。

へそ灸

こちらは、塩を箱灸という器に乗せてするおへそのお灸です。

実際にしているのを私が自撮りしてみましたので、良ければそちらも参考にしてみてください。

https://youtube.com/shorts/L5r-hknz_7g


このようにお腹をじんわりと温めることで、冷え性の改善に繋がります。

箱灸10

次にうつ伏せになって頂き、首や肩、腰などにもはりをしたまま、約10分から15分ほど、寝て頂きます。

そうする事で、体全体の巡りが良くなり、首や肩、腰などの筋肉も緩みますので、首のこり、肩こりや腰痛などにも効果的です。



特にめまいを起こす方は、肩こりや首のこりも同時に症状としてでている方が多いですので、ここでしっかりと肩こりや首のこりもとっていきます。

棒灸5

このように約1時間前後かけて、肝の働きを良くして、冷え性を改善することで、更年期障害によるめまいも徐々に改善していきます。


もし、現在、更年期障害で何かしらの不調がある方は、一度、鍼灸施術で体全体を調整してみてはいかがでしょうか?

体全体を整えるだけでも、体がスッキリして軽くなると思いますよ✨


では本日もここまで読んで頂きありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)


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かわい鍼灸院

住所:大阪府寝屋川市池田南町16-9 アズステーション池田103号室

電話番号:072-812-3723

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