「寝屋川の鍼灸院」生理痛の肩こりの改善には‥ | 大阪で鍼灸院を営み鍼やお灸のプロとしての目線で様々な健康情報を発信

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んで頂きありがとうございます✨

さて、本日は生理痛で肩こりが酷い方には、鍼灸施術がおすすめですよ！ってお話をしてみようと思います。

割と生理痛が鍼灸施術で改善する！ってお話をすると、えぇ！って思う方ももしかしたらいるのかも知れません。

それ以外にそもそも、生理痛に鍼灸って繋がる人は世間一般では多くない気もしますね。

割と生理痛による不調といえば、痛み止めといった薬で解決が多いのではないでしょうか？

割と生理痛に関する症状は、特にはりが得意です。

そもそも、生理痛の際の肩こりはなぜ起きるのか？

その原因で考えられるのが、「血」です。

東洋医学では「血」というのは、何かものを見たりだとか、動く際なども使用されますし、他にも考えたりといった、人が活動する上で、車でいうガソリンのような役割があります。

そして東洋医学では、この血をコントロールしているのが、「肝」になります。

そして「肝」は、東洋医学的には、筋肉と深い繋がりがあります。

つまり、血の異常は、肝の異常でもあり、肝の異常は筋肉の異常、つまり筋肉の症状がでやすいと言えます。

そして生理中というのは、子供産むための準備として、肝も普段、以上に活発に活動しているような状態だと言えます。

そして現在は昔と違い、女性が社会人として外で働く事により、昔より「血」が消耗しやすい環境になりました。

それはストレスだったり仕事で頑張りすぎた結果、昔より血の消耗が激しいため、肝もお疲れ状態の中、生理が重なるとそこに追い打ちをかけるような状態になります。

そして肝の機能が衰えるということは、必要な場所に「血」の供給ができない状態だと言えます。

つまりエネルギー不足な状態ですね。

人の体というのは、普段、温かいエネルギー（陽）と冷たいエネルギー（陰）が交互に巡ることで、健康な状態を保っています。

少しマニアックな言葉で言えば、陰陽論と東洋医学では表現します。

今回のような形でこのバランスが崩れると、体の中では寒熱が発生します。

それが生理中の肩こりの状態だと考えられます。

ですから、生理中の肩こりの改善には、この「肝」の機能を整えることが重要となります。

では、まず鍼灸ではどのようにしていくのか？

まず、肝の機能を元気にするには、根本的な元気、つまり人が本来持っている自然治癒力を高めることが大事になります。

そこでまず手と足のツボを利用します。

イメージとしてはこんな感じになります。

続いて、生理痛の原因は血の不足だったり、その血が大量に集まり過ぎて、それにより滞りが原因なわけですが、どちらにしろ血の巡りを良くする事が大事になります。

そこで次にうつ伏せになって頂き、首や肩、背中、腰など体全身にはりをしていきます。

イメージとしてはこんな感じですね。

このこのはりをしたまま、うつ伏せ約１５分〜２０分ほど寝て頂くと、ツボの所から筋肉が緩んできて、体全体の巡りが良くなってきます。

そして最後にはりで微調整を加えると、生理痛の肩こりがスッキリと改善する事が多いです。

割と生理痛といえば、市販のお薬などで解決される方も多いと思います。

しかし、生理痛が酷いと、その薬が徐々に効かないなどで、強めのお薬を服用すると、それにより胃腸症状がでてくる方もいます。

それにより胃が気持ち悪いだとか腹痛、食欲不振にも繋がります。

鍼灸というのは、もともと、人が本来もっている自然治癒力を高める施術です。

ですので、体に優しく、なおかつ鍼やお灸を続けていると、あまり薬に頼らない日常生活が手に入ると思います。

これを機会に、薬に頼らない生活を手に入れてみませんか？

鍼灸で生理痛による肩こりを改善して、スッキリとした生活を手に入れましょう✨

では本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)