「寝屋川市」生理による頭痛にお悩みの方!それは肩こりが絡んだことかも❗️

query_builder 2022/03/25
妊活

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んで頂きありがとうございます✨


今回は生理の際に起こる不調の代表的な症状の一つ、頭痛に関して書いてみようと思います。

割と生理前でも生理中の際でも、体の不調でお悩みの方は多いと思います。

その中の一つ、頭痛。


さて、ただでさえ生理の際はお腹が気持ち悪かったり、気持ちの面もイライラするのに、そこにきて頭痛も加わると、本当に気分も最悪だと思います。

こないだ、妻も丁度、生理前でしたが、普段より些細な事でイライラするわ、お腹は痛いわ、でっ、頭痛のせいで頭がガンガンするわで、そんな状態で仕事から帰ってきた際は、凄く疲れていました。


では、何故、生理の際に頭痛が起こるのでしょうか?

まず、西洋医学的には頭痛の原因は各症状によってタイプ別の分類などはある訳です。

例えば片頭痛や群発性頭痛と言った診断はできたものの、実際に病院で色々と調べて処方されるのはお薬だけと言ったパターンが多いと思います。


ただでさえ、生理でしんどい方はバファリンやロキソニンと言った痛み止めを服用していますので、人によってはそこから頭痛の薬が増えただけで、その影響で返ってしんどくなるって事はあると思います。


今度は頭痛の原因を東洋医学的に考えてみましょう。

まず東洋医学では生理に関する不調は「血」の問題だと考えます。


この「血」のコントロールしているのが、東洋医学では「肝」す。

そしてこの「血」と言うのは、東洋医学的に考えた場合、人を動かす為の車でいうガソリンのような存在だとイメージしてみて下さい。


生理の際は、この「血」を大量に必要とします。

ここで知って頂きたいのが、「血」と言うのは、普段の日常生活、つまり動いたりテレビを見たりだとか考えたりだとか、色んな場面で使用されるって事です。


つまり、女性は生理で大量にこの「血」を消耗しますので、元々ガス欠状態には陥りやすいと言えます。

また、日頃から慢性的に肩こりがある方は、生理の際の「血」の不足から肩こりがさらに悪化して、その結果、頭痛症状がでる方が多いです。


発生の原理としては、生理や普段の生活で「血」の不足が起きます。

そうすると、体の中では血の不足によりエネルギー不足が起こります。

今回で言えば「肝」ですね。

普段、人の体の中では温かいエネルギーと冷たいエネルギーが交互に巡る事で、健康なバランスを保っています。

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それは「肝」も同じような事が言えます。

つまり血が不足するとこの「肝」のバランスが崩れて、体の中では寒熱が発生します。


熱の性質上、熱は上に昇りますので、体の中の主に上半身が熱で滞ります。

それが肩こりの原因の一つと言えます。

ここにさらにプラスアルファとして、仕事や家事などのストレスなどが加わると、余計にガス欠状態(血の不足)に陥ります。


丁度、今の時期だと春風の影響で余計に悪化する人もいます。

春風と言うのは、温かいエネルギーを上に上昇させる性質があります。


このガス欠状態が酷くなると、体の中ではさらなる寒熱が発生します。

この熱がより旺盛になった状態が、今回のタイトルにもある、生理による頭痛の原因となります。


さて、ここで問題です。

このような頭痛に痛み止めなどで改善するでしょうか?


ここまで頑張って読んでくださった方なら分かるかもですが、答えは全くもって改善しません。


理由としては生理によって発生した頭痛ですが、その大元の原因の始まりが「肩こり」だからです。


でっ、このような熱が旺盛な方にもし、普段から肩がこっているからや、頭痛が酷いから首などをマッサージや整体をすると、その刺激で余計に熱が暴走してさらに悪化するケースがあります。

この予防方法としては、必ず施術者に体全体、特に下半身をしっかりと緩めるようにお願いしてみましょう。


その為、今回のような生理による頭痛の際は、特に刺激量は注意しないといけません。

また、頭痛の根本的な原因の発端は、「肝」のバランスが崩れて起きた肩こりでもありますので、ここを根本から元気にする必要があります。


当院だとまず、そのために手と足のツボを利用して鍼(針)をしていきます。

また、一人ひとりの体の状態次第では、あえて刺さないテイシンと呼ばれる鍼(針)も使用していきます。

鍼が苦手や恐い方は、こちらの刺さないテイシンでも対応しますので、気軽に言ってくださいね。


ていしん

これでまず、芯の元気をつけた際に、うつ伏せで鍼を刺して置いておく置鍼って方法をしてしばらく安静に寝て頂きます。

その際にお灸で温めずにあえて湯たんぽ等で体を温めます。

湯たんぽ1

あえてお灸を生理の際に使用しないのは、生理の際は元々、体の芯の中で熱が篭りやすいと言われています。

その為、生理前や生理中にお灸をすると、余計な熱を加えて生理による不調を増長させる可能性がある為、当院ではなるべく生理が酷い方には、お灸は慎重に取り入れて行っています。

余談ですが、湯たんぽやカイロは表面上をよく温めて巡りを良くしますので、温める際は、湯たんぽから取り入れてみると良いかもしれません。


置鍼が終わった後は、鍼(針)で最後、微調整を加えて施術は終了となります。

割とこの流れで約1時間前後、ゆっくりと施術するだけで、生理による頭痛が改善されるケースが多いです。


妻もこのような流れで施術したり少し前に来た方も同じような方法でしてから、施術後にスッキリした!って言ってました。


湯たんぽ2

今はコロナによるストレス、気候による変化、仕事や家事に育児等による疲労などなど、生理の際に体調を崩す要因は多いと言えます。

確かに薬によって現在、お辛い症状をその場で抑えると言う事は決して悪い事ではないと思います。

ただ、今回のケースだと根本的な部分を改善しないと、同じ症状の繰り返しになるのも事実です。


鍼灸は基本的に人が本来持っている自然治癒力を高める施術です。

少しでも薬の量を減らして体に優しい施術を取り入れて、月に一回の生理による頭痛をなくして、楽しい生活を手に入れてみませんか?


もし、生理による頭痛や肩こりにお悩みの方、それ以外にも生理不順やその他の症状でお悩みの方は、一度、ご相談頂ければ幸いです⭐️


では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)

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かわい鍼灸院

住所:大阪府寝屋川市池田南町16-9 アズステーション池田103号室

電話番号:072-812-3723

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