「寝屋川の鍼灸院」胃の痛みと自律神経との‥ | 大阪で鍼灸院を営み鍼やお灸のプロとしての目線で様々な健康情報を発信

こんにちは。寝屋川のかわい鍼灸院のユウタロウです(°▽°)

本日も数あるサイトの中から当ブログに足を運んでいただきありがとうございます✨

さて、本日は病院で色んな検査した結果、特に異常らしい異常もないのに、胃が痛むって方がいます。

割とそのような胃の痛みの際に、自律神経の乱れが関係している事があります。

そしてそのような場合は、鍼灸の施術をすることで徐々に改善するケースもありますので、そのような場合は東洋医学的にはどう考えて、施術をしていくのか？を書いてみようと思います。

さて、胃が痛いって際に、皆さんは食欲はどうでしょうか？実際にはあると思いますか？

東洋医学では色んな部分を細かく見て、一人ひとりのお体の状態を把握していきます。

例えば、今お話した食欲に関しても、本来、本当に胃腸が弱っているのであれば、食欲はない！になると思います。

また、胃腸が弱っているので、当然、無理してもほとんど食べれない！ってケースが多いです。

しかし、たまに無理したら食べることもできるし、食べても特に胃に異常はありませんっお答えをいただくケースがあります。

これは胃腸に関しては問題がなくて、それ以外の部分に何かしらの異常がある際に起こりうることです。

この際に特徴的なのが、お腹の張りやかたさです。

胃の痛みがあって、自律神経が乱れいる方は、このように緑の部分、つまり鳩尾から右の肋骨付近にかけて、お腹を押さえると、張っていたりかたかったりする事が多いです。

お腹というのは、通常、上向き（仰向け）で寝ている時が、一番、緩むと言われています。

しかし、自律神経が乱れている方は、この辺りに反応があるケースが多いです。

ここが詰まるということは、表裏関係としてまず、肺の動きが悪くなります。

そうすると呼吸が浅くなりますので、当然、体のなかに必要なエネルギーを取り込めず、体はエネルギー不足に陥ります。

また、当然、胃腸ともつながりがありますので、胃腸の動きが悪くなるってことは、必要なエネルギー源を作れない原因にも繋がります。

そうすると、体は必然的に、エネルギー不足になるわけですね。

東洋医学では何事も体のバランスで考えて施術をしていきます。

これは体の内側でも外側でも同じように考えます。

先程のように、自律神経が乱れて、お腹の張りやかたさがでてくると、当然、体の巡りが悪くなり、体はエネルギー不足になります。

そうすると、体のバランスが崩れて、体の中では熱と寒が発生します。

この熱が胃腸にいけば、炎症という形で現れて、胃の痛みになるケースがある訳です。

また、人によってはこの熱が心臓にいけば、動悸のような息苦しさにも繋がります。

よく、自律神経が乱れて、胃が痛む方というのは、動悸だったり、肩こりや頭痛などの上に熱が旺盛なため、上半身に関する症状を一緒に訴えていくケースが多いです。

ですから、当院ではまず、自律神経を整える際にはまず手と足のツボにはりやお灸をします。

これで芯の元気（回復力）を高めていきます。

次に体全身の巡りを良くするため、首や肩、背中、腰などにはりをしていきます。

このはりをして、約１０分から１５分ほどゆっくりと寝ていただくことで、体全体の巡りが良くなり、リラックスする方向へと持っていきます。

しばらく寝ていただき、リラックスした後はさらに巡りを良くするためにお灸をしていきます。

これで残ってるこりなども緩めていきます。

そして最後に、またはりで気になる場所に微調整を加えていくことで、約1時間前後の鍼灸の施術は終了となります。

人にもよりますが、これで自律神経が少しでも整うだけでも、施術後に胃の痛みが緩和されて、スッキリしたってケースは多いです。

今回のような自律神経の乱れからくる胃の痛みというのは、お薬では改善が難しいケースがほとんどです。

冒頭にも述べましたように、食べたら食べれるってことは、少なくとも胃腸はまだ元気な訳ですから、胃のお薬でどうこうなるものではないと言えます。

この場合、今回のような別の手段からアプローチする方が、早期に改善していくと言えます。

もし、現在、特に異常もないのに、胃の痛みでお悩みの方は、一度、本格的な鍼灸の施術で体質を改善してみてはいかがでしょうか？

胃腸を元気にして、これからの生活を元気に過ごせるようにしていきましょう✨

では本日もここまで読んでいただきありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(°▽°)